訪問で腰痛症に対する鍼灸アプローチ(岡山市・瀬戸内市)
2022/06/14
腰痛症
岡山で訪問医療マッサージを行っている岡山訪問鍼灸リハビリ院です。
本日は腰痛症についてお話します。
腰痛は腰が痛い状態であって病名ではありません。
腰痛は急性のねんざ、いわゆるぎっくり腰や、痛みが3か月以上継続している椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの慢性腰痛に大別されます。
先ずは病院で原因をしっかり調べることが必要で、炎症性の腰背部痛やガンの骨転移によるものもあるのです。
炎症性であれば痛みの改善に抗菌薬が、ガンであれば抗がん剤の投与が必要ということもありますので素人判断は避けましょう。
病院での診断や治療を受けた上で改善が見られない痛みがあれば鍼灸治療も1つの選択肢に入ってきます。
また、病院の検査で骨や検査数値に異常がないのに痛みがある場合なども鍼灸治療の目安になります。
腰痛に対する鍼灸治療は痛みの緩和を主の目的とし、ツボに鍼を打つことで血流を改善したり、緊張して筋肉をほぐしたりします。
ホルモンや臓器の機能調整、心因性の痛みの緩和、筋肉疲労改善、自己回復力の増強などの効果が期待できます。
痛みの原因や治療期間の生活によって痛みの軽減時期変わってきますので、鍼灸師とよく相談しながら治療を進めていきましょう。
日本鍼灸師会によると、1回の治療で4000円から1万円程度と鍼灸院によってばらつきは大きいようです。
この料金を聞いて私は高いな!なぜ自己負担の自由診療しかやらない鍼灸院が多いのだろうと不思議に思います。
保険請求などの処理や国からの入金まで6か月程度かかってしまうなど様々な要因があるようですが、めんどくさいから保険診療で鍼灸を勧めないというのは違うんじゃないかと私は思っています。
当院は医師の同意のもとで健康保険を使い、低価格で無理なく治療を続けられるよう国の制度を上手く活用することも可能ですのでお気軽にご相談ください。