訪問で脊柱管狭窄症に対する鍼灸アプローチ(岡山市・瀬戸内市)
2022/08/26
脊柱管狭窄症
岡山で訪問医療マッサージを提供している岡山訪問鍼灸リハビリ院です。
今回は腰部の脊柱管狭窄症についてです。
骨や靭帯が変形し腰部の脊柱管が狭くなると、脊柱管内部の神経が圧迫され、下半身に痛み、痺れなどの症状が出現する疾患です。
片足に症状が出てくることが多い神経根型、両足に症状が出る馬尾型、混合型があります。
歩行中に痛みや痺れで歩くことが困難になり、休憩すると、あた歩けるようになる間欠性跛行の状態になるのが特徴です。
腰椎を後屈すると症状は悪化してしまいます。
また、下肢の脱力感や筋力低下、膀胱や直腸の機能に障害が起こり排泄障害も起こってきます。
治療は鎮痛剤や血行改善の薬剤を用いたり、コルセットの着用、狭窄部を広げる手術などです。薬物療法が無効だったり、症状が強い時には神経ブロック療法もあります。
理学療法としてストレッチ、牽引療法、筋力訓練、温熱療法などがあります。
症状の軽減を目指すリハビリテーションでは岡山訪問鍼灸リハビリ院のリハビリ機能回復士による施術がお役に立てます。
先ずは
どのような痛みや痺れがあり生活にどういった支障が出ているのか
歩行状況はどうか(歩行可能距離など)を治療をしていただける方にお伝えください。
どうこの疾患と向き合えばよいのか
狭窄が進むと会陰部の異常感覚、膀直腸機能障害、筋力低下を生じ、手術治療が考慮されます。
痛みや痺れは姿勢で大きく変わりますので、楽な姿勢の情報を得て工夫しながら症状が軽減できるようにしましょう。情報が必要であればケアマネさんの支援を受けましょう。
外出の際は杖やシルバーカーを使用し、楽な姿勢を保てるようにしましょう。
重いものを持たない、同じ姿勢で腰に負担をかけないよう心掛けましょう。
軽い体操をして腹筋強化を意識しましょう。
鎮痛剤の副作用である胃潰瘍や腎機能障害に注意しましょう。
制度としては、難病医療費助成制度、身体障害者手帳、障害年金が使える可能性がありますので使える制度は使いましょう。
最後に
脊柱管狭窄症に対する鍼灸治療は神経血流を増加させることで痺れを緩和できる可能性があります。ストレッチも加えながら施術を行っておりますのでので整形外科で治療しているがなかなか症状が改善せず辛い時はお気軽にご相談ください。健康保険1割負担の方で1回400円程度でご自宅にて施術をお受けいただけます。